腰痛と膝の痛みの関係
腰痛でお悩みの方の中には
膝の痛みを同時に抱える方も少なくありません
膝の痛みを先に感じる方もいらっしゃいますが
そのような方は腰痛の自覚がなくても
やっぱり腰の状態があまり良くない
方が多いです😞
今回は『腰』と『膝』
の関係についてのお話になります💡
膝痛と腰痛どちらにも共通している
問題点に
・姿勢や筋肉の硬さやバランスの崩れ
姿勢とは体の各部分の互いの位置関係
のことで
各々が自分の持ち場をちゃんと守れている状態であれば
『姿勢が良い』と言えます。
・代償動作
(動きの悪い部位をかばう動作)
アンバランスな部位や痛みがある時は
体は学習しているので
動かし方や使う筋肉を変更することで
代償します(かばって使う)
たとえば・・・
膝に痛みがある場合
人は膝の痛みや不快感を
最小限に抑えるたくなり
無意識に歩き方や歩き方を
変えて歩くことができます
各関節や筋肉などの位置が適切に
調整されていないと
膝や腰などのさまざまな関節や構造にストレスが掛かってしまうんですね
*体の前側と後ろ側、右側と左側
のバランスが崩れる
*筋力や柔軟性の左右差
*過度の前傾や前かがみは
腰椎 (腰) への圧力の増加を引き起こしやすく
同じように骨盤にも影響が出て
膝のアライメントにも影響します
ただし注意点は
人間の体は元々左右均等ではないということ
例えば、股関節の開きなど
左右を均等にすることが大切ではありません🙅♀️
筋肉のアンバランス
筋肉のアンバランスは
特定の筋肉が反対側の筋肉よりも
強かったり硬い場合に発生しやすくなります
例えば・・・
*「お尻(中殿筋)」
「太もも(大腿四頭筋・ハムストリングス)」
の筋力が落ちると
腰も膝も支えが弱くなって
痛みが出やすくなる
*「腹筋(腹斜筋)」の筋力が落ちると
腰に必要以上に負担が掛かり反り腰になる
骨盤も定位置を守れなくなるのでバランスが崩れ膝にも影響が出る
膝への影響
本来であれば膝は
曲げ伸ばし運動が無理なく行えれば
膝に痛みが出ることはありません
ですが、腰からの影響を受けて
痛みが出ているのであれば
これは膝の問題ではなく
腰の問題になります
整形外科へ行けば膝の痛みをとる治療になると思うのですが
本来は腰の症状を治したい
ところなんです
逆に考えると
腰の影響を受けにくい膝にする
というのもポイント💡
→腰が硬くなり腰の筋肉に
膝回りの組織が引っ張られ
そうになっても
狼狽えないくらい膝周りを安定させる
体の構造上
ものすごく単純に考えると
腰より下が強ければ強いほど
安定しますので
膝を支える筋肉の強化が近道になります
代表的な筋肉で言うと
・大腿四頭筋
・中臀筋(お尻)
・ハムストリングス(モモ裏)
・内転筋群
とネットで検索すると出てくるのですが
腰痛で悩んでいるほとんどの方は
大腿四頭筋が強くなりすぎています
(腰をかばう動作では大腿四頭筋が
大活躍してしまうため)

ですので
大腿四頭筋を省いた筋肉の強化
をお勧めいたします💡
まとめ
膝痛や腰痛にはさまざまな原因がありすべてのケースが姿勢や筋肉の不均衡に直接関係しているわけではありませんが
日々バランスを崩してしまう
筋肉の不均衡を修正し
適切なストレッチ
姿勢の意識を通じて
身体全体のバランスをとることは
膝と腰の両方の痛みを軽くしてくれて
さらなる次の問題を防ぐことにつながります
本日も最後までお付き合い頂きましてありがとうございます😃
改善整体サロンmikke:舟本まさみ
Posted: 7月 29th, 2025 under 腰痛, 膝の痛み.
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